【野田村-気仙沼市訪問2:2015年7月25日-7月27日】(+漁具提供支援レポート4:気仙沼の漁師さんへ)
2015年7月25日-7月27日、漁業復興における具体的な課題をヒアリングするため 宮城県気仙沼市~岩手県野田村を再訪問してきました。 7月25日午後、気仙沼市の漁協を訪問し、 漁業における悩みをヒアリングし、 解決の方向性を相談してきました。 主な悩みとしては下記の3つでした。 ・風評被害による出荷量の低下 ・環境にやさしい廃棄の仕方 ・高齢化による後継者不足 これらの悩みを解決するべく、漁協の方々と相談しながら 関係企業も巻き込んだ対策を考えて参りたいと思います。 漁協との相談会のあと、気仙沼市の漁師さんへタコ篭を寄付させていただきました。 漁師の方々からは、 「震災から4年も経った今も漁具が足りず困っている中、寄付で支援をしていただき感謝しています。 このタコ篭を活用して震災前の水揚高に戻し、気仙沼の漁業復興に貢献したいと思います」 とのメッセージをいただきました。 なお、こちらのタコ篭寄付は、あずさ監査法人様の寄付金により実現することができました。 あたたかいご支援をいただき本当にありがとうございました。 7月26日朝、気仙沼市の細川さんに 漁師の跡継ぎ問題についての現状を ヒアリングさせていただきました。 跡継ぎが減ってきている根本原因を探り、 改めて問題解決の難しさを知ることができました。 少しでも解決できるよう、周囲の企業とも協力しながら 支援して参りたいと思います。 7月26日夕方、岩手県野田村漁師の橋場さんと打合せをし、 野田村における漁業の課題をヒアリングしてきました。 野田村でも高齢化してきた漁師の跡継ぎが減ってきており、 対策すべき問題となってきています。 問題の原因は気仙沼市と重なる部分もありましたが、 それぞれの地域で、悩みのポイントが少しずつ異なることに 気付くことができました。 みんなの漁船では地域固有の悩みを捉えながら、 各地域に合った解決方法を提案して参りたいと思います。 7月27日朝、野田村漁師の深渡さんと野田村の課題について ヒアリングをしてきました。 野田村では震災以降、「NHKあまちゃん」による効果で 一時的には三陸鉄道を中心に観光客も増えたようですが、 津波で街の中心地が流されたこともあり、 震災前よりも観光客が減ったままのようです。 そういった野田村の問題を解決するために、 深渡さんは自分の特技とする木彫り魚を活かして 野田村に観光客を呼ぶ方法を考えているようです。 深渡さんは、木彫り魚の名人として地元では有名な芸術家でして、 これまでに彫った作品は600体を越え、TVや新聞、WEBでも度々取り上げられており、 あの「さかなクン」も見学に来る程の良い作品をお持ちとのことです。 夢は「木彫り魚の水族館」を野田村に建てて観光を誘致すること、だと伺い、 みんなの漁船では、漁村のまちづくり支援の一環として、 深渡さんの野田村観光誘致活動を支援することにしました。 今回の東北訪問では、漁船や漁具寄付以外の支援として 具体的な方向性が見えてきました。 ・風評被害の払拭 ・環境を考慮した廃棄 ・漁師の跡継ぎ支援 ・漁村への観光誘致 more
【野田村-気仙沼市訪問:2015年5月22日-5月25日】
2015年5月22日-5月25日、漁船寄付以外の支援に向けて 岩手県野田村~宮城県気仙沼市を訪問してきました。 岩手県野田村では街の整備がまだ進んでおらず、商店街や住民は移転を余儀なくされているようです。 また、陸前高田市では大掛かりな土地整備工事をしていましたが、街の形を取り戻すには まだまだ時間がかかる感じでした。 野田村に到着し、2011年に支援させていただいた橋場さんとお会いしました。 これまで多くの支援もあり漁船は殆ど揃ったとの事でしたが、 未だ漁具が足りず漁獲量は震災前に戻っていないそうです。 また、市場からの出荷は開始しているのですが、 震災前とルートが変わってしまい売上も下がっているとのことです。 漁獲量と売上を安定させるために、みんなの漁船でも支援をして参りたいと思います。 5月23日早朝5時に漁港に集まり、定置網漁を見学してきました。 震災後の漁船が十分にない中、皆で共同船を買って協力しながら立ち上がってきたそうです。 個人プレーが多かった漁師同士の関係性も、震災前に比べて協力し合える関係になり絆は深まったようです。 5月23日午後に野田村を出発し、気仙沼市に向かいました。 気仙沼市では、2013年に支援させていただいた佐藤さん、菊田さん、畠山さん、芳賀さんと 食事会をさせていただきました。 こちらの地域でも漁船はある程度揃ってきているようですが、漁具が十分でないようでした。 少しでも漁業をしやすいように、みんなの漁船でも漁具の支援をさせていただきたいと思います。 5月24日、2011年に支援をさせていただいた吉田さん、細川さんにお会いしてきました。 寄付をさせていただいた漁船はカレイ漁などで活躍していました。 (5月25日にはウニ漁でも活躍していました) その後、吉田さんのご自宅で漁師さんの収入UPに向けた相談をしました。 地元漁師が協力し合って収益を向上させる方法について色々相談しましたが、 高齢化もあり震災をきっかけに漁業を辞める漁師さんが増えたようです。 漁村の環境も変化してきているので、それにあわせた漁業のあり方の模索も みんなの漁船で支援できればと考えております。 震災から4年も経ちますが、漁業の復興は新たなフェーズに入ってきているように感じました。 漁船の寄付だけでなく、漁業における収益の向上(漁獲量の安定、販売の安定)に向けた支援を 続けて参りたいと考えております。 今後とも皆様のご支援宜しくお願い致します。 みんなの漁船 一同
【気仙沼訪問:2014年7月12日-7月13日】
2014年7月12日-7月13日、 漁船以外の漁業支援を相談するために気仙沼市を訪問しました。 南三陸町から気仙沼市にかけての「まち」は3年も経ったにも関わらず、 まだ崩れた建物や荒れた土地のままで、復興するまでにまだまだ時間を要する印象でした。 2011年に漁船を寄付させていただいた吉田さん、細川さんとお話しました。 漁船は手に入ったものの、震災の影響で魚の取れ方が変わったこともあり、 収入が震災前より少なくなった漁師さんもいるようです。 一部では市場より高単価に売れるネット販売を考える漁師さんも出てきているようですが、 漁獲量の不安定さもあり容易ではないようです。 みんなの漁船でも、首都圏への展開や地産地消などの方法を相談しながら 漁師生活を支援できればと考えております。 2013年に漁船や船外機を寄付させていただいた菊田さん、佐藤さん、畠山さんとお話しました。 気仙沼市では漁師用の漁船以外で、漁師さんの新たな収入源として遊漁船の申請が増えてきているようです。 ただ、港や街の整備がまだ十分でないこともあり、観光客は震災前に比べて減っているようです。 みんなの漁船活動の一環として、遊漁船も活用した観光誘致を支援できないか模索してみようと思います。 翌日の7月13日、早朝から菊田さんの漁船に乗せていただき、釣り船を体験してきました。 カレイ釣りに挑戦し、大自然の中で釣りの楽しさを体感することができました。 豊富にある自然そのものを観光資源とした取り組みを考え、 「まち」の復興を促進する新たな支援を続けて参ります。 みんなの漁船 一同
【漁船提供支援レポート9】(大船渡市の村上さんへ)
2014年2月27日に新潟市の平原さんから、大船渡市の村上さんへ一隻の漁船が寄付されました。 2月26日、新潟市のマリーナにて漁船をトラックに積み込む作業が行われました。 無事にトラックに積み込むことができ、大船渡市へ輸送を開始しました。 一晩経て、2月27日午前中に大船渡市に漁船が到着し、村上さんの自宅付近のスペースに漁船を降ろしました。 漁船輸送を完了させることができ、無事に寄付が成功しました。 (村上さんからの感想) ——————————————————————————– 無事に漁船を受けとることができました。 漁船寄付者の平原様、運送をしていただいた業者様、みんなの漁船様、本当にありがとうございました。 船は、現在は、父と私で海に浮かべるための整備をしております。 5月中に海に浮かべることができるよう、空いている時間で作業をしております。 船は理想的な大きさであり、近所の漁師の方々からも、「いい船だなぁ!」と声をかけていただいています。 整備終了後、藻類の採取、釣り、籠漁に使用していきます。 ——————————————————————————– 新潟県の平原さんには、大切に使ってこられた漁船を寄付いただけるだけでなく、 迅速に寄付のご準備をいただき、スムーズな寄付ができました。 また今回の漁船輸送はあずさ監査法人様をはじめとした有志の方々の寄付金により実現することができました。 皆様からのあたたかいご支援、改めて感謝いたします。 まだまだ支援が必要な漁師の方々がおられますので、今後ともご支援のほど宜しくお願い申し上げます。 みんなの漁船 一同
【漁具提供支援レポート3】(気仙沼の佐藤さんへ)
2013年10月6日(日)に有志の本田直誉さんから、気仙沼市の佐藤さんへ船外機の寄付がありました。 佐藤さんは、震災以降に中古船外機を確保するも不調で代替え船外機を探しており、 今回の寄付により漁を安心して続けることができました。 まさか新品の船外機を寄付してもらえるとは思っておらず、新品が届き、感激されていたようです。 4サイクル船外機は構造上、2サイクルより大きく重量物で、一人では漁船に設置できず、 漁師仲間に協力を頂き、フォークリフトを活用して漁船に設置したとのことです。 (佐藤さんの感想) ご支援を賜り衷心より感謝申し上げます。 お陰様で、エンジンオイルを補填し、試運転で問題なく一発始動することができ、 これで安心して冬のアワビ、ウニ漁に出漁でき感謝しております。 漁船のみならず、船外機不足の地域もあります。 漁業復興には漁船以外も必要ですので、漁ができる環境を 引き続き支援していきたいと思います。 みんなの漁船 一同
【寄付漁船の経過報告8】菊田さん2 漁師の第一歩
2013年8月23日、気仙沼の菊田さんからウニ漁のレポートをいただきました。 お父様の後を継ぐ漁師として、新たな漁船で一歩を踏み出されました。 大漁になることを願っております。 みんなの漁船 一同 ≪菊田さんからのコメント≫ 船名シール(寿丸)、宮城県の漁船登録番号のシールを貼り付けし、やっと航行可能な状態になりました。 また船舶検査証書の名義変更等の届も行い、漁業以外の活用(釣りなど)も継続しました。 漁具もコツコツと揃え、ウニ漁を待っていましたが、梅雨期間の天候に恵まれず、ウニは卵を持つ時期(身に白い部分が付着)になり、 諦めかけた8月13日に開口(5時~7時の2時間)になりました。 今考えれば、条件は良くない状況でしたが、お盆休み前に自家消費のために漁協で気を利かせたと思います。 ちょうど、息子がお盆休みで里帰りしていたので、二人で出航することになりまし た。 (今回は息子にスラスターでの舵取りと写真撮影してもらいました) とにかく、潮が速く、海中の透明度が悪く、ドシロートの私に大漁は望めない状況だったのです。 それでも30個位は採ったでしょうか? 後から聞いたら、1個も採らずに帰ってきた漁師もいるらしく、少し気が楽になり、早速、コテージに持ち帰り、 身を取り出し、皆で生ウニを賞味してもらったのですが、市販のウニとは全然違い、『美味い!』って好評でした。 いわきに嫁に行った妹は、まさかウニが食べられるとは思っていなかったらしく、『涙出る~』って感激しながら食べていました。 仏壇にも、小さなウニ丼にしてお供えしました。 お陰様で、自慢できる大漁!とはいきませんでしたが、何とか親父の後を継ぎ漁師の第一歩を踏み出すことが出来ました。 ありがとうございました。
【寄付漁船の経過報告7】菊田さん 金属プレート取付
2013年6月27日、気仙沼の菊田さんの金属プレート取付けが完了しました。 引き続き夏の漁に向けて準備を進められるようです。 生計を立てながら船の準備をするのは大変とは思いますが、 早期に準備が整うことを願っております。 みんなの漁船 一同 ≪菊田さんからのメッセージ≫ 宮城県からの漁船登録票を入手し、 船名や登録番号を船体に貼り付ける前までこぎつけました。 登録前にウニ漁の開口が1回開きましたが、 道具もこれからなので、今夏のウニ漁に行けるかどうか微妙な状況です。 夏休みに、甥・姪が釣り等の遊漁を楽しみにしているので、その時には、 弘進丸から寿丸に生まれ変わった漁船の活躍をご報告出来ると思います。
【漁船提供支援レポート8】(気仙沼市の菊田さんへ)
≪父の漁船≫ この度、5/19に静岡県沼津市の濱口さんから、宮城県気仙沼市の菊田さんに 1隻の漁船が寄付されました。 菊田さんは震災でご両親と奥様を亡くされ、 漁師だったお父様の後を継ぎ漁業を復活されたいとのことで、お問合せをいただきました。 一方、濱口さんは、昨年に漁師であったお父様を亡くされ、 形見である漁船を被災地に寄付されたいとのことでお問合せを頂きました。 今回は、そういった「父の漁船」というキーワードで繋がった漁船寄付になりました。 ≪5/19沼津出発≫ 5/19(日)11:00 静岡県沼津市の漁港にて輸送に向けた漁船の積み込みを行いました。 まずは船体の状態を伺い、輸送に向けた準備を行いました。 漁船輸送の注意点を確認し、船権譲渡に関する書類を受け取りました。 今回、濱口さんから菊田さん向けに特産品のプレゼントも頂き、一緒に輸送することになりました。 漁船の準備が整い、トラックへの積み込みを開始しました。 今回はご好意でユニック車で来て頂き、スムーズに積み込みすることができました。 ご協力ありがとうございました。 積み込みが終わり、輸送先の最終確認を行い、漁船の出発を見送りました。 濱口さん夫妻は、お父様の形見である漁船を名残惜しそうに最後まで見送られており、 想いのこもった漁船が被災地で活躍されることを願っておられました。 ≪5/25気仙沼到着≫ 5/25の昼頃、気仙沼市に漁船が到着しました。 到着後、着水できる場所まで近づけ、漁船を降ろしはじめました。 海上に降ろした後、漁船の状態を確認し、少し試運転をしました。 整備がかなり行き届いていて、すぐに使えそうな状態で、菊田さんも大変喜ばれていました。 濱口さんの想いのこもった「父の漁船」で漁業を引き継ぎ、気仙沼の復興に役立てていただければと思います。 《菊田さんよりメッセージ》 —————————————– 森田様はじめ漁船をご寄付いただきました濱口様、輸送費を支援して頂いた皆様方に感謝申し上げます。 濱口様からは昨年お亡くなりになりましたお父様の形見であり、程度も良く、 メンテナンスも行き届いている漁船を私みたいな者に譲って頂き、恐縮しています。 これから漁具をコツコツとそろえ、近い将来、震災で亡くなった両親、妻の仏壇に 収穫した魚介類を供えて一杯やることを目標に準備を進めていきたいと思っております。 —————————————– 今回の漁船輸送は、あずさ監査法人様、チャリティフットサルChill@Rhythmの皆様、 前川健嗣公認会計士事務所様 の支援金・お力添えで輸送を実現することができました。 あたたかいご支援ありがとうございました。 以前に比べ、漁船が東北に集まっているとの話もありますが、まだまだ漁船が足りていない地域の方もおられます。 引き続きご協力のほどよろしくお願い申し上げます。 みんなの漁船 一同
【寄付漁船の経過報告6】和泉さん、里舘さん 金属プレート完成
この度、2012年に寄付された2隻の漁船寄付の記念金属プレートができあがりました。 1つ目は、2012年4月28日に宮城県気仙沼市の和泉さんに寄付された漁船のプレートです。 神奈川県の後藤さんから漁船を寄付頂き、 平塚市漁業協同組合&平塚市SunSunマルシェ&京都学園高校有志一同の皆様からの支援により寄付が実現しました。 2つ目は、2012年10月20日に岩手県釜石市の里舘さんに寄付された漁船のプレートです。 神奈川県の櫻野さん、安田さん、上谷さん、本間さんの4人から漁船を寄付頂き あずさ監査法人の皆様のご協力により輸送支援ができました。 2つの金属プレートは、ご支援頂いた皆様の気持ちをいつまでも忘れないよう漁船に取り付け、 大切に乗って頂くことになります。 これからも暖かいご支援のほどよろしくお願い申し上げます。 みんなの漁船 一同










