≪父の漁船≫
この度、5/19に静岡県沼津市の濱口さんから、宮城県気仙沼市の菊田さんに
1隻の漁船が寄付されました。
菊田さんは震災でご両親と奥様を亡くされ、
漁師だったお父様の後を継ぎ漁業を復活されたいとのことで、お問合せをいただきました。
一方、濱口さんは、昨年に漁師であったお父様を亡くされ、
形見である漁船を被災地に寄付されたいとのことでお問合せを頂きました。
今回は、そういった「父の漁船」というキーワードで繋がった漁船寄付になりました。
≪5/19沼津出発≫
5/19(日)11:00 静岡県沼津市の漁港にて輸送に向けた漁船の積み込みを行いました。
まずは船体の状態を伺い、輸送に向けた準備を行いました。
漁船輸送の注意点を確認し、船権譲渡に関する書類を受け取りました。


今回、濱口さんから菊田さん向けに特産品のプレゼントも頂き、一緒に輸送することになりました。

漁船の準備が整い、トラックへの積み込みを開始しました。
今回はご好意でユニック車で来て頂き、スムーズに積み込みすることができました。
ご協力ありがとうございました。





積み込みが終わり、輸送先の最終確認を行い、漁船の出発を見送りました。


濱口さん夫妻は、お父様の形見である漁船を名残惜しそうに最後まで見送られており、
想いのこもった漁船が被災地で活躍されることを願っておられました。

≪5/25気仙沼到着≫
5/25の昼頃、気仙沼市に漁船が到着しました。

到着後、着水できる場所まで近づけ、漁船を降ろしはじめました。




海上に降ろした後、漁船の状態を確認し、少し試運転をしました。
整備がかなり行き届いていて、すぐに使えそうな状態で、菊田さんも大変喜ばれていました。


濱口さんの想いのこもった「父の漁船」で漁業を引き継ぎ、気仙沼の復興に役立てていただければと思います。

《菊田さんよりメッセージ》
—————————————–
森田様はじめ漁船をご寄付いただきました濱口様、輸送費を支援して頂いた皆様方に感謝申し上げます。
濱口様からは昨年お亡くなりになりましたお父様の形見であり、程度も良く、
メンテナンスも行き届いている漁船を私みたいな者に譲って頂き、恐縮しています。
これから漁具をコツコツとそろえ、近い将来、震災で亡くなった両親、妻の仏壇に
収穫した魚介類を供えて一杯やることを目標に準備を進めていきたいと思っております。
—————————————–
今回の漁船輸送は、あずさ監査法人様、チャリティフットサルChill@Rhythmの皆様、
前川健嗣公認会計士事務所様 の支援金・お力添えで輸送を実現することができました。
あたたかいご支援ありがとうございました。
以前に比べ、漁船が東北に集まっているとの話もありますが、まだまだ漁船が足りていない地域の方もおられます。
引き続きご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
みんなの漁船 一同